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※ルメールさん、ネーロさん、エルドくん、サワラくんお借りしてます!無駄に長いです!


*カジノにて

「(お、あのオッサンたちイイモン持ってんな)」

今日分の仕事をあらかた片付け、カジノへ息抜きに来たルシフェル。
いい品を見つけると、その持ち主・・・中年の男2人から、
すれ違いざまに手馴れた手つきで時計と葉巻を盗んだ。
手にした品を見つめて、ぺろりと舌を出す。

「(オレ葉巻吸わねぇけど・・・。まァいっか)」

戦利品(?)をコートのポケットに突っ込むと、来たときと同じようにフラフラとカジノ内を歩き回る。
非常口あたりに来たところで、背後から聞きなれた声で自分のあだ名を呼ばれた。

「ルー、ここで何をしているんだ?」

にっこりと営業スマイルのような笑顔を見せる彼女は、
彼の上司であり、フォーコロゼの首領、ルメール。
彼女のその笑顔に、ルシフェルはなんとなく背筋が寒くなった。

「んー、オレは遊びにきてただけ」
「遊びに?遊び方が少し違うんじゃないか?」
「いやァ・・・何のことかわかんな、」

い、と最後の一文字がいえなかったのは、彼女の笑顔に黒いものがチラリと見えたから。
口角が引きつり、表情が不自然になるのが分かる。
マズイ。本能が激しく警鐘を鳴らす。

「ルー、盗ったものを渡そうか」(ニッコリ)
「・・・・・・オレ今日早退しまーす」(逃走)

軽い口調とは裏腹に、額にうっすらと冷や汗が浮かんでいるルシフェル。
素早く方向転換すると、蹴り開けた非常口から脱兎のごとく逃げ出した。
もちろんそれを我等がボスが見逃すはずも無く。

「・・・いい度胸だ。」

ルメールもルシフェルを追って走り出した。
その高いヒールのブーツからは考えられないような速さで。
大して時間も掛かからないうちに彼女は逃亡者に追いつき、妖しく目を光らせる。
そして狙いを定め、

 ドガッ!!!「ッッ!!!!」

彼女の美脚から繰り出された飛び蹴りは、見事ルシフェルの首の少し下に直撃した。
相当痛いのか、体を支えようともせずバタリと地に倒れこむ彼はなんだか哀れだ。
華麗に着地すると、小さくうめき声を上げるルシフェルに近寄りしゃがみこんだ。

「だからな、ルー。いい加減その手癖の悪さを直せと言っているだろう」
「こればっかりはどうにも…ていうか俺ら同じ年…」

未だうつ伏せになっているルシフェルの頭を、ボスとして諭しながら撫でるルシフェル。
そんな2人の様子を見ていた周りの人は後にこう語る。

「まるで逃げ出したペットを連れ戻す様を見ているようだったわね」(Nさん)
「盗みは駄目だとしか言えないな・・・(呆」(Eさん)
「喧嘩じゃないなら俺の出番はないね」(Sさん)

匿名希望の3人からでした。

*-*-*-*-*

まず初めに、霧夜さん本当にゴメンナサイ(土下座)
あの絵を見てしまったのに、どうしてこのネタを書く気がおこらないことがありましょうか!!
あとルメールさんはこのような感じでよかったんでしょうか・・・違ってたらスミマセン・・・消えます
あとひっそりとお三方お借りしてますスミマセン(土下座)
これから順々に絡んでいく予定なんですヨ!←自重できないひと

ありがとうございました、とっても楽しかったです!・・・僕だけが・・・。
ホントは会話文だけの予定だったのに自重できませんでした!!

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